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助数詞

雰語では数詞と共に助数詞が用いられ、数えられる対象を類別する。

助数詞には、主に名詞を修飾して個数や量を表す形容詞的助数詞と、主に動詞を修飾して動作の回数や期間を表す副詞的助数詞の二つが存在する。

形容詞的助数詞

この項は、将来の版で加筆される予定です。

汎用的な形容詞的助数詞としては「()」が存在する。

  • 一貝事言(一 貝 事言)
    一つの言語

また、数量を表す度量衡の単位も形容詞的助数詞として分類される。

  • 二杖糸(二 杖 糸)
    2の糸
    • は雰地域における長さの基本単位であり、約1.148mに相当する。

副詞的助数詞

代表的な副詞的助数詞に、動作の回数を表す「()」が存在する。

  • 十追走内遊園。(十 追 走 内 遊園.)
    12回公園で走る。

序数・倍数の助数詞

雰語では、序数や倍数を作る接尾辞も助数詞として分類される。これらの助数詞はその他の助数詞と重ねて用いることも可能で、その場合は数詞と一般助数詞の間に挿入される。

序数表現

物事の順序や順番は、助数詞「()」を用いることで表現できる。

  • 之為三序家内我悉活。(之 為 三 序 家 内 我 悉活.)
    これは私の人生で三番目の家です。
  • 唔、外五序貝蟾有霊鬼。(唔, 外 五 序 貝 蟾 有 霊鬼.)
    う、五匹目のカエル以外には化け物が憑いているな。

倍数表現

「AはBの~倍だ」のような倍数表現は、助数詞「()」を用いることで表現できる。

  • 之衣為彼衣然二累貨処。(之 衣 為 彼 衣 然 二 累 貨処.)
    この服はあの服の二倍の値段だ。
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